【サーマクールFLX】安全な高周波による肌のハリ・リフトアップのすべて

こんにちは。肌の本質を研究するルビー皮膚科クリニック代表院長のホ・ジョンです。
肌表面がゆるみ、細かいシワが目立ち始めたときに、まず思い浮かぶ施術が、高周波による肌のハリ・リフトアップの代表格である「サーマクールFLX」です。
カウンセリングを行っていると、「ウルセラとサーマクールはどう違うのですか?」「サーマクールにも副作用や火傷のリスクはありますか?」「チップを再使用する場合もあると聞きましたが、本当ですか?」というご質問を本当に多くいただきます。
サーマクールは、肌表面の密度を引き締めるように整える、効果が実証されている施術ですが、強力な高周波の熱エネルギーを照射する施術であるため、正規品のチップを使用することと、精密なエネルギー調整が施術の安全性と結果を左右します。
💡 【3行でわかるポイント】
【原理・特徴】:単極性高周波(Monopolar RF)エネルギーを真皮層全体に垂直に届け、変性したコラーゲンを即時に収縮させると同時に、新しいコラーゲンの生成を促します。
【安全性と正規品チップ】: チップ表面の精密なメンブレンフィルムとクーリングシステムが火傷を防ぐため、再使用された違法なチップではなく、正規品チップが開封されることを確認することが必須です。
【施術間隔&相乗効果】: 通常は1年に1回の施術が推奨されており、ウルセラと併用する「ウルサーマ」施術では、深層からのリフトアップと肌表面のハリ・引き締めを同時に実現します。
A.サーマクールFLXは、どのような原理で肌を引き締めるのでしょうか?
サーマクールは、6.78MHzの高周波エネルギーを真皮層の深部まで届け、肌内部のコラーゲンに熱を加える原理で作用します。
** 単極性高周波(Monopolar RF)の深部への伝達力:** 肌表面を通過して真皮層全体に均一に熱を届けることで、組織全体を引き締めます。
コラーゲンの収縮・再構築: 施術直後は、既存のコラーゲン線維が熱によって即時に収縮し、肌にハリが生まれます。その後、2~6か月にわたって新しいコラーゲンが継続的に生成されます。
AccuREP™自動調整技術: ショットを行うたびに部位ごとの肌の抵抗値(Impedance)をリアルタイムで測定し、各部位に最適かつ均一なエネルギーを自動的に出力します。

B. 自分の肌に合っている?(おすすめの方・おすすめしない方)
1)このような方に特におすすめです。
・肌が薄くなり、毛穴が開いて細かいシワが密集して目立つ方
・顔の脂肪は多くないものの、肌表面がたるんで柔らかくなり、ハリが低下している方
・目元、口元など、皮膚の薄い部位のハリを改善したい方
2)このような方は、他の施術と併用することをおすすめします。
・重力方向に沿ってフェイスラインや深い頬の脂肪(ディープチーク)が大きくたるんでいる方(深い筋膜層を引き上げるウルセラとの併用がおすすめです)
C. なぜ必ず「正規品チップ」でなければならないのでしょうか?(火傷などの副作用を防ぐため)
再生チップ使用時のリスク: 一度使用したチップはメンブレンフィルムが損傷し、クーリングガスが均一に噴射されなくなる可能性があります。この場合、表面に強い熱が集中し、皮膚の火傷、水疱、瘢痕などの深刻な副作用を引き起こす可能性があります。
ルビー皮膚科クリニックの正規品認証手順:施術開始前に、患者様の目の前でサーマクールFLXの正規品チップの箱を直接開封します。
ソルタメディカル(Solta Medical)の公式正規品認証システムに登録し、ご確認いただけます。
施術後には、使用したチップの正規品認証ステッカーを公式保証書に貼付してお渡しします。
D. 単極性高周波(サーマクール)vs 集束超音波(ウルセラ)の比較
| 区分 | サーマクールFLX(Thermage) | ウルセラ(Ulthera) |
|---|---|---|
| エネルギーの種類 | 単極性高周波(Monopolar RF) | 高密度焦点式超音波(HIFU) |
| 主なターゲット層 | 真皮層全体(Dermis) | SMAS層(筋膜層)&皮下脂肪層 |
| 主な効果 | 肌表面のタイトニング、細かいシワ、毛穴、肌密度の改善 | たるんだ輪郭の引き上げ、フェイスラインの引き締め、二重あごの改善 |
| 適したタイプ | 肌が薄く、細かいシワや毛穴が気になる方 | 皮下脂肪があり、フェイスラインがたるんでいる方 |
E. 効果の持続期間とおすすめの施術間隔
効果が現れる時期: 施術直後からやや引き締まった感覚を感じることができ、コラーゲン生成が活性化する2~3か月目頃から、肌のキメがなめらかになり、肌が引き締まったような感覚をより実感できます。
おすすめの施術間隔: 顔全体600ショットを基準として、1年に1回の施術をおすすめしており、肌のハリを継続的に維持することができます。
F.サーマクールFLXと組み合わせることで相乗効果が期待できるおすすめの施術
サーマクールFLX+ウルセラ(ウルサーマ):ウルセラで深部の筋膜層(SMAS)を引き上げ、サーマクールで表層の真皮層を引き締める、総合的なリフトアップを目指す組み合わせです。
サーマクールFLX+スキンブースター(ジュベルックスキン/リジュラン):サーマクールによる熱刺激でコラーゲン生成に適した環境を整えた後、スキンブースターで栄養を補給することで、肌の再生効果をさらに高めます。
G. ホ・ジョン院長の実践的なノウハウ&診療における知見
サーマクール施術の成否は、「痛みを抑えながら、ターゲット温度(60~65℃)にどれだけ安全に到達できるか」にかかっています。むやみに強いエネルギーだけにこだわると、痛みによって必要なショット数を十分に照射できなかったり、肌表面の火傷リスクが高まったりする可能性があります。
私はAccuREP™システムで測定される部位ごとの抵抗値をリアルタイムで確認しながら、振動(Vibration)モードと精密なハンドピースの密着技術を活用します。特に頬、目元、額など、部位ごとの皮膚の厚みに応じてエネルギーレベルを細かく段階調整し、痛みを最小限に抑えながら、真皮層全体に熱をしっかりと届ける方法で施術を行います。
📌【最後に】施術前後の注意事項
施術直後の反応: 施術後、軽度の赤みやほてりが1~2時間程度続くことがありますが、自然な反応です。
洗顔・メイク:施術当日から洗顔やメイクが可能です。
回復期のケア: 肌内部の熱刺激が維持され、コラーゲンがしっかりと生成されるよう、施術後1週間は冷水での洗顔やアイスパックを避け、ぬるま湯を使用してください。
